ベイブレードXってうるさい?家の騒音対策と、思いきり遊べる場所
波南ショウ(2児の父)・2026年8月23日更新
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ベイブレードXは、まわすとよく音が出ます。ベイ同士がぶつかると「カンッ」「ガチャッ」という金属の音。まわっている間は「ゴーッ」という低い音が床に伝わります。一戸建てなら家の中の話で済みますが、マンションやアパートだと、下の階や隣にどこまで聞こえているのかわかりません。
気になるなら、スタジアムの下に何か敷くと減ります。
なぜXは音が大きいのか
金属の部品が増えたからです。
ベイブレードは世代ごとに作りが変わってきましたが、今のベイブレードX(2023年〜)は、ぶつかり合うブレードの部分に金属が入っています。ベイ同士がぶつかったときの音が、ぶつかる部分がプラスチック中心だった前作「バースト」より大きく、硬くなったと言われています。さらにXの売りであるXダッシュ(超加速)は、ベイの底のギアとスタジアム外周のレールが噛み合って一気に加速する仕組みで、勢いよくぶつかるぶん、音も大きく出ます。
音は2種類あります。ベイ同士やスタジアムの壁にぶつかる「カンッ」「ガチャッ」という衝突の音と、回転と加速がスタジアムを通って床に伝わる「ゴーッ」という低い振動の音です。
下の階や隣に届きやすいのは、このうち振動の音のほうだそうです。空気の中を伝わってくる音より、床や壁をつたって響く低い振動のほうが、よその部屋まで届きます。だから対策も、まずはこの振動を床に伝えないようにします。
この音は、家の中だけの話でもなくなってきています。Xがはやった反動で、音を理由に公園や公民館で遊べなくなり、「遊ぶ場所がない」という報道まで出ました。
騒音対策の基本。スタジアムの下に敷く
スタジアムを床やテーブルに直接置かず、下に何か敷きます。静音効果の大きい順です。
| 敷くもの | 静音効果 | 補足 |
|---|---|---|
| 防音マット(厚手・遮音用) | ◎ | 振動対策に作られた専用品。下階への配慮ならこれ |
| ジョイントマット(EVA) | ◯ | 子ども部屋で定番。安くて床の傷防止も兼ねる |
| 厚手のラグ・カーペット | ◯ | 家にあれば即試せる。薄いものは効果薄め |
| バスタオルを畳んで | △ | 応急。やらないよりはマシ、という程度 |
下の階が気になるマンション・アパートなら、振動対策用に作られた遮音タイプの防音マットを一枚用意しておくといいです。ジョイントマットでも体感はだいぶ変わりますし、こちらは床の傷防止も兼ねられるので、子ども部屋なら一石二鳥です。
ちなみに我が家は畳なので、マットは敷いていません。畳やカーペットの部屋なら、それだけでだいぶ音を吸収してくれます。
それでも足りないとき。段ボールで囲う・部屋を選ぶ
マットだけで足りないとき、集合住宅でとにかく音を出したくないときは、もう一段の対策があります。
スタジアムの周りを段ボールでぐるりと囲うと、横に飛ぶ音をいくらか吸ってくれます。見た目は素朴ですが、空気を伝わる音はいくらか小さくなります。飛び出したベイが床や壁に当たる音も減って、飛び出し対策も兼ねられます。子どもと工作のつもりで作れます。
遊ぶ部屋を選ぶ手もあります。同じ家の中でも、下に部屋がない側(角部屋なら外壁側、1階ならどこでも気が楽です)や、フローリングより振動が伝わりにくい絨毯・カーペットの部屋を選ぶだけで、伝わり方が変わります。壁際だと壁を伝って隣に響きやすいので、スタジアムは壁から少し離して置きます。下の階に小さい子や日中家にいる人がいるとわかっているなら、部屋選びはなおさら大事になります。
スタジアムにシールやテープをたくさん貼って音を消そうとするのは、回転やXダッシュの仕掛けに障るおそれがあるのでやめておきます。音を消すより、敷く・囲う・場所を選ぶの組み合わせで抑えるほうが、遊びの面白さを削らずに済みます。
何時まで遊ぶか
生活の音で気をつかいたいのは、だいたい夜9時以降と早朝です。下の階に届きやすい振動の音を出す遊びは、この時間帯は外しておきます。平日だったら、帰ってきてから夕食前までに済ませてしまって、夜遅くはやらない。休日も、朝の早すぎる時間は避けて、夜は早めに切り上げる。そのくらいの感じです。下の階や隣の暮らしぶりがわかるなら、寝ていそうな時間を外すと、もう一段気が楽になります。
子どもは夢中になると時間を忘れます。「ベイは○時まで」と家の決まりを先に作っておくと、揉めずに済みます。タイマーをかけておけば、親が毎回言わなくて済みます。

畳の部屋は床より音が伝わりにくい
家の外で、まわせる場所
実際にまわしているのを見るのは、家か友だちの家がほとんどです。屋外はスタジアムが置けず砂も噛むので、外で回している子はまず見かけません。そのうえで、音を気にせず遊べる場所も一応あります。
お金をかけずにわいわいまわせる場所として、友だちの家や、おじいちゃん・おばあちゃんの家は強いです。一戸建てで下の階を気にしなくていい家なら、音の問題がぐっと軽くなります。「うちでやると下に響くから、今度は◯◯くんの家で」と家を順番にまわすと、一軒に負担が集まらなくて続けやすいです。
僕のベイの始まりも、同じマンションの子どもの同級生でした。スタジアムごと持ち歩くくらいハマっている子で、最初はやらせてもらう側。いまはお互いの家を行き来して、一緒にまわしています。
たまに思いきり遊びたい日は、Round1(ラウンドワン)のスポッチャのような施設が向いています。一部の店では、ベイブレードを置いて遊べたり、借りて触れたりする取り組みがあります。持っていなくてもその場で体験できることがあるので、買う前に子どもが夢中になるか試したい親にもちょうどいい場所です。ただし常設とは限らないので、行く前に店舗の最新案内を確認してください。
ほかの子とも対戦したくなったら、公認ショップ(B4ストアなど)があります。タカラトミー公認のベイブレード取扱店で、大会や体験会が開かれることもあり、公式のショップ一覧で探せます。店によって対象の年齢や雰囲気がかなり違うので、いきなり連れて行く前にどんな場所か調べておくと、子どもが気後れせずに済みます。