ベイブレードXの道具ガイド。ランチャー・スタジアム・収納ケースの選び方
波南ショウ(2児の父)・2026年8月23日更新
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ランチャーの売り場には、ワインダー、ストリング、ホールドの3種類が並んでいて、箱の表記を見比べても、どう違うのかわかりにくいです。うちで使っているのは、スターターに入っていたワインダーです。最初の1個はこれで困りませんでした。

ランチャーにベイを差し込み、横の板(ラック)を引き抜くと発射する
この記事の後半は、対戦に使うスタジアムの選び方と、増えてきたあとの収納の話です。
ランチャーは3種類。最初の1個はワインダーでいい
| 種類 | まわし方 | 特徴 | 子ども向き度 |
|---|---|---|---|
| ワインダーランチャー | 板状のパーツを引き抜く | 丈夫で壊しにくい。スターターに付属することが多い | ◎ 最初はこれ |
| ストリングランチャー | 本体に巻かれた紐を引く | パワーが出やすい。中〜上級者向け。引き方にコツがいる | △ 慣れてから |
| ホールド(エントリー)ランチャー | 手で押さえてまわす | シンプル。グリップ一体型のものもある | ○ 構造が簡単 |
ワインダーは3種類のなかで作りが単純で、小さい子が雑に扱っても壊れにくいです。しかもスターター(ランチャー付きのベイ)の多くにはこのワインダーが入っているので、最初の1個を普通にスターターで買えば、自然と手に入ります。わざわざ別で選ぶ必要すらないことが多いです。
ストリングは、本体の中に巻き込まれたヒモを引っ張るやり方で、一気に引けるので強いシュートが打てます。ただしヒモの巻き取りの仕組みがある分、雑に扱うと傷みやすく、小さい子だと最初はうまく引けずに空まわりすることもあります。まずワインダーで、物足りなくなったらストリングに進む。この順番がいいです。

板(ラック)を引き抜いてまわす。これがワインダーランチャー
ランチャーグリップを付けると、どう変わるか
ランチャーに付ける取っ手で、握りやすくするための部品です。役割は単純で、握る部分が増える分、安定して強く引けるようになります。ランチャーだけだと持つところが小さくて、大人の手や、力の弱い子だと引きにくいんです。値段は数百〜2,000円ほど。
ネットの評判では、大会に出る子はほぼグリップを付けているようです。安定して強くまわせるかどうかが、勝ち負けに直結するからです。ただ、家で兄弟や友だちとまわす分には、最初から無理に揃えなくて大丈夫です。「もっと強くまわしたい」「手が小さくて引きにくそう」と感じてきたら用意する、くらいの順番で問題ありません。スタートダッシュセットのように、最初からグリップが入っているセットもあります。
左回転のベイには、別のランチャーがいります
ランチャーには回転の向きがあって、向きが合っていないとベイはまわりません。普通のランチャーは右回転用なので、コバルトドラグーンのような左回転のベイには、合うランチャーが別にいります。
最初に買うベイの大半は右回転なので、普段はあまり気にしなくて大丈夫です。パッケージだけ見ても右か左かはわかりにくいので、左回転のベイを買うときだけ注意してください。見分け方とどのランチャーを買えばいいかは、左回転ベイの記事にまとめています。
ランチャーだけ買い足したいとき
「もう1人分のランチャーが欲しい」「子どもが壊した」ということもあります。ベイも増やしたいなら、ランチャー付きのスターターを買えば両方手に入ります。ランチャーだけなら、ストリングランチャーの単品があります(2026年6月に出たBX-51で1,100円ほど)。気をつけたいのはワインダーの単品で、「ワインダーランチャーL(BX-40・880円)」の「L」は左回転用です。右回転用のワインダーは、基本スターターに入っている形で手に入れるものです。
ちなみに「ブースター」はベイだけでランチャーが入っていないので、ブースターを買い足すなら手元にランチャーがある前提です。このあたりは最初に何を買えばいいかの記事にも書いています。

うちのワインダーランチャー。本体に板(ワインダー)を差し込んで、引き抜いてまわす
スタジアムはどれを買う?迷ったらバトルエントリーセット∞(BX-46)
スタジアムの売り場も、「エクストリームスタジアム」「ワイド」「ダブル」と名前が並んでいて、値段も2,750円から8,200円くらいまで幅があります。ただ、加速の仕掛けはどれも同じで、違うのは主に台の広さです。
| あなたの状況 | 買うもの | 定価(税込) |
|---|---|---|
| これから始める(ベイもいる) | バトルエントリーセット∞(BX-46)=スタジアム+ベイ2個+ランチャー2個 | 7,500円 |
| すでにベイがある。スタジアムだけ欲しい | エクストリームスタジアム BX-10(標準・大会公式) | 2,750円 |
| 大人数で広い台がいい | ワイドエクストリームスタジアム BX-32 | 4,400円 |
| 電動・ベイ同梱の2台目 | ダブルエクストリームスタジアム BX-37 | 8,200円 |
これから始めるなら、スタジアム・ベイ2個・ランチャー2個が1箱にそろったバトルエントリーセット∞(BX-46)が手軽です。スタジアム単体(2,750円)にベイ2個とランチャーを別々に足すと結局6,800〜9,400円くらいになるので、7,500円の∞は値段もだいたい同じか、全部入りのぶんおトクです。付いてくるのは新型のインフィニティスタジアムで、我が家もこれを使っています。

我が家のインフィニティスタジアム(バトルエントリーセット∞付属)。すり鉢の外周に、Xダッシュを生むピンクのレールが見える
すでにベイもランチャーも手元にあるなら、標準のBX-10単体で十分です。大会の公式戦と同じ規格で、Xの目玉のXダッシュ(超加速)もちゃんと起きます。安いから加速しない、ということはありません。大きさは約45×41×16cmで電池は不要。
床で直接まわすのはやめたほうがいいです。ベイが飛んでいきますし、メタル入りのベイだと床に傷がつきます(床と音の話は騒音対策の記事に書きました)。
旧シリーズ(バースト)のスタジアムは使えない
前のシリーズ「ベイブレードバースト」の古いスタジアムが家にあっても、Xでは使えません。Xのスタジアムには内側に「エクストリームライン」というギア溝があって、これがあるからXダッシュが起きます。バースト時代のスタジアムにはこの溝が無いので、Xのベイを入れても加速の仕掛けが働かず、器の形は似ていても別物になってしまいます。

レールにギアの歯がぐるりと並んでいて、ここにベイの底ギアが噛むと加速する
中古のお店やフリマだと、バースト用とX用が混ざって並んでいることがあります。見た目が近いので、必ず「ベイブレードX」専用と書かれたスタジアムを選んでください。中古を安く買おうとして世代を間違えるのは、僕自身ブックオフで一度やりかけました。見分け方はXとバーストの見分け方の記事にまとめてあります。
値段の面でも、中古やフリマは値付けがばらばらです。メルカリで6,000円の値が付いているスタジアムが、リユース店の店頭では1,980円だったのを実際に見ました。逆もあり得るので、新品の定価と見比べてから買ってください。トイザらス・ヨドバシ・イオンなどの量販店、Amazonや楽天の正規のお店で買えば、まず外しません。
スタジアムは1個でいい?
対戦は1つのスタジアムにベイを打ち込み合う遊びなので、スタジアムは1個でいいです。2人なら1個、3〜4人のバトルロイヤルでも1個で足ります。2個欲しくなるとしたら、2試合を同時にやりたいとか、片方を練習用に置いておきたいとか、まれな場合だけです。
僕も、きょうだい2人にときどき同じマンションの友だちが加わる編成ですが、バトルエントリーセット∞に付いてきたインフィニティ1台に、みんなで一斉に打ち込んだり、入れ替わったりしながらまわしています。お金をかけるなら、スタジアムの2個目よりグリップやベイの買い足しのほうがいいです。スタジアムが増えるより、好きなベイが1個増えるほうがうれしいですもんね。
収納は、何個まで増えたかで買うものが変わります
スターターが1個のうちは、机のすみに置いておけばよかったんです。それが、ブースターを増やして、ラチェットやビットを組み替えて遊ぶようになると、小さい部品が部屋のあちこちに転がり始めます。
ベイの数で決めるのがわかりやすいです。
| あなたの状況 | 向いているもの | だいたいの定価 |
|---|---|---|
| ベイ数個、まだ少ない | 100均の小物ケースで十分 | 110〜550円 |
| 友だちと対戦に持っていく(3on3で持ち運ぶ) | 公式 3on3デッキケース(BX-12) | 990円 |
| パーツ(ビット・ラチェット)を細かく分けたい | 公式ギアケース(BX-25) or 100均の仕切りケース | 公式4,000円/110〜550円 |
| スタジアムも含めて全部しまいたい | フタ付き衣装ケース+スタジアムは別管理 | 1,000〜2,000円 |
家で片付くだけでいいなら、100均で足ります。ベイブレードの収納は100均グッズの定番の話題で、工具箱型のケースや、仕切りを動かせる小物ケースが使われています。僕も、最初はジップロックでした。それも面倒になってやめたのですが、袋で足りる時期はたしかにあります。
友だちの家に持ち運んだり、3on3のデッキとして組んだりするなら、公式ケースの出番です。3on3デッキケース(BX-12・990円)は、対戦形式「3on3」に合わせてベイ3個をひとまとめにして持ち運べるケースです(ランチャーは入らない前提で、別に持っていきます)。ギアケース(BX-25・4,000円)は組み替える部品を仕切って収納するためのもので、部品が増えてきた人ほど役に立ちますが、値段が張るので部品の量がケース代に見合ってから、で遅くありません。公式のいいところは、大きさがベイブレードX用にぴったり作られていることと、自分のデッキケースを持てるのが子どもにとってうれしいことです。
自作や100均のケースにベイのロゴやキャラクターのシールを貼って売る、配る、ネットに商品として出す。これはタカラトミーの商標や意匠に関わるので、避けてください。自分の家で使う無地のケースに、自分のベイを入れる。そこまでが線引きです。
最後に残るスタジアムの、しまい方
ケースで本体と部品が片付いても、最後に残るのがスタジアムです。直径が大きくお椀のように深さもあるので、普通の棚にもおもちゃ箱にも素直に入りません。ベイは片付いたのにスタジアムだけ居間に出しっぱなし、という家は多いです。
スタジアムを無理に小さい棚へ押し込むより、スタジアムだけは別と割り切るほうが片付きます。複数あるなら重ねて平らに置く。家具のすき間に立てて、倒れ止めに突っ張り棒やブックスタンドで挟む手もあります。出し入れの楽さで選ぶなら、スタジアムごと放り込める大きいふた付きの衣装ケースを1個用意して「ベイブレード一式はこの箱」と決めてしまうのが早いです。
僕のスタジアムは押し入れです。ベイもランチャーも中に放り込んで、まるごとしまいます。箱もケースも買っていませんが、「ベイ一式=スタジアムの中」と決まっているだけで、床から部品が消えました。

我が家の収納の実物。全部スタジアムに放り込んで、カバーを閉めて押し入れへ
友だちの家に持っていくとき
ベイとランチャーをそのままかばんに放り込むと、中で部品が外れたり、ビットが転がって無くなったりします。持ち運びこそケースの出番で、ベイ数個なら上のデッキケース、本体と部品をまとめて運ぶならファスナーで閉じる小物ケースか、ふたがしっかり閉まる100均の工具箱型。スタジアムも持っていくときは、丈夫な手提げやリュックに、スタジアムとケース類を一緒に入れてしまいます。スタジアム用の持ち運びの入れ物はほぼ無いので、そこは諦めます。
自分のベイには目印もつけておきます。友だちとまわすと、同じベイや似た部品が混ざって「これ誰の?」になりがちです。ケースを分けておくと持ち主がはっきりして、帰り際に揉めません。
